- 介護向けの宅配食を探しているんだけど…。
- ウェルネスダイニングのやわらか宅配食ってどんなの?
- 食べやすい?栄養バランスは?
近年、日々の忙しさから料理を宅配食サービスに任せるといった人が増えてきていますよね。中でも高齢の方や、介護を必要とする方向けの宅食は、介護者や家族の負担を減らすという観点から注目されています。
そんな中、噛みやすさ、飲み込みやすさが考えられた「やわらか宅配食」が気になっている方もいるのではないかと思います。
しかし、「食べやすい大きさに切られているのか」、「味付けや量は大丈夫か」など、疑問に思うところもありますよね。
そこでこの記事では、ウェルネスダイニングの「やわらか宅配食」がどのような食事なのかについて詳しく解説していきたいと思います。
この記事を読めば、「やわらか宅配食が自分に合っているかどうか」がきっとわかるはずです。
【まずは結論】やわらか宅配食はどんな人におすすめ?
やわらか宅配食は、噛む力や飲み込む力が弱くなってきた高齢の方や、離れて暮らす親に宅配食を探している方にぴったりの宅配食です。
特に介護食は、家庭でつくることが難しい部類かと思います。
自分やパートナー、子供にも食事をつくらないといけない中で、噛みやすい、飲み込みやすい食事を別で用意するのは並大抵の作業ではありませんよね。
普段お仕事をしている方や、子育て・家事・介護に追われているならなおさらのことです。
また、こうした長い時間のかかる調理工程を、高齢の方が毎日自分でやるというのも現実的ではありません。
食事をつくることへのストレスをなくすという意味でも、やわらか宅配食を食生活に一部取り入れるのは良い選択肢ではないかと思います。
やわらか宅配食とは?
やわらか宅配食は、噛む力や飲み込む力が弱くなってきた方が食べることを楽しめるように、食事の柔らかさを3段階から選べる介護食です。
- ちょっとやわらかめ宅配食(一口サイズで程よい柔らかさ)
- かなりやわらか宅配食(箸で簡単にほぐれる)
- ムースやわらか宅配食(スプーンや舌で簡単につぶせる)
冷凍された状態で届き、電子レンジで温めるだけで準備ができるようになっています。忙しい日常の中でも手間なく用意できるため、在宅介護をされている方の強い味方になるでしょう。
家族の中で、誰かのために別メニューで食事を用意するのは大変ですよね。また、食べやすさを重視すると、同じような味付けや献立になりがちです。
そんなとき、「やわらか宅配食」を利用することで、「見た目、味、栄養」などを全てプロにお任せすることができるようになります。
メニューはすべて管理栄養士が監修しているので、栄養バランスを考えて献立をつくる必要がありません。
また、電子レンジで温めるだけで食べられるので、その日の気分でメニューを選ぶこともできます。洗い物など後片付けも必要ありません。
味だけでなく見た目にも気をつけてつくられており、「また食べたい」と自然に食欲が湧いてくる、そんな介護向け宅配食です。
ちょっとやわらかめ宅配食は、食感が残るひと口サイズ
ちょっとやわらかめ宅配食は、レベル1の柔らかさ。食材がひと口サイズになっているので、噛む力や飲み込む力が少し弱くなってきた方でも安心です。
塩分量は2.2g以下、カロリー平均は260kcalに調整されています。
かたいものや大きいものが苦手な方は、こちらの宅食からはじめるといいでしょう。
柔らかいとはいえ、食材本来の食感は残っており、食べ応えのある食事になります。味付けも、家庭料理のような優しい味のため、食事自体を楽しんでいただけると思います。
- さばの醤油麹焼き
- 鶏肉のじゃがいもの洋風照り焼き
- オムレツきのこソース
- ぶりの煮付け
- 鶏肉の南部焼き
- さわら柚子味噌焼き
魚はカットから味付け、硬さの確認まで、職人の手で行われています。
また、地元の生野菜を使用しており、火を通してやわらかくしても野菜の美味しさを感じられるようにつくられています。
単調な食事に飽き始めてきたという方向けに、試してみてはいかがでしょうか?
かなりやわらか宅配食は、箸で簡単にほぐれる
かなりやわらか宅配食は、食事にとろみをつけ、お箸で簡単にほぐれる程度の柔らかさに仕上げた食事になります。
塩分量は2.2g以下、カロリー 平均216kcalとなっています。
食材をただ加熱するだけではなく、例えば蒸し調理の工程でだしと一緒に煮ることで、柔らかくしつつも味わい深い料理に仕上がっています。
お料理にはあんかけでとろみをつけるなどして、口の中でまとまりやすく、かつ飲み込みやすいようにしてあります。
- 白身魚の香醋こうずソース
- チキンの枝豆ソース
- 野菜オムレツのトマトチーズ
- ウインナー入りシチュー
- いわしバーグの梅ソース
- 真鯛入りつみれの生姜あんかけ
蒸気調理器や圧力鍋を使って柔らかくしつつも、食材の栄養や色味は損なわないようになっています。
噛む力が弱くなってきた方に、毎日の食事を楽しんでもらう宅配食として最適かと思います。
かなりやわらか宅配食は、舌でつぶせる柔らかさ
かなりやわらか宅配食は、噛む力が弱くなっている方向けにつくられた、口の中で楽につぶせる柔らかさに仕上げた宅配食になります。
塩分量は2.1g以下、カロリーは平均326kcalとなっています。
柔らかさだけでなく、食材や味付け、彩りにまでこだわっているのが特徴です。自然と食欲がそそられるように形や味付けにこだわってつくられているので、毎日の食事をより楽しくしてあげたい方におすすめです。
- 回鍋肉
- たら和風あんかけ
- さば味噌煮
- チキンステーキ
- シチュー
- いか天ぷら風
一品ごとに味がしっかりしているので、ムース状とはいえ一つの料理として楽しめます。また、形は実際の食材をイメージできるようにつくられ、小さな工夫も見られます。
どういうシステム?どんな料金プランがある?
やわらか宅配食は、1回目はお試し注文がおすすめです。
定期注文よりも気楽にお試しできますし、まずは「味つけが合うか」「量は十分か」といったところを確かめるといいでしょう。
食数は7食・14食・21食セットから選ぶことができます。
- 7食・・・税込4,968円〜(1食あたり709円)
- 14食・・・税込9,828円〜(1食あたり702円)
- 21食・・・税込14,580円〜(1食あたり694円)
初めて宅配食を注文される方は、まずは7食セットから試してみることをおすすめします。
というのも、冷凍庫に十分なスペースがないと保存ができないため、いきなり14食以上頼んでしまうと他のものが入れられません。
離れているご家族に送るのであれば、冷凍庫の状況をみて14食以上でもいいかもしれませんね。
管理栄養士にいつでも相談できる
やわらか宅配食を販売しているウェルネスダイニングという会社には、常に13名の管理栄養士がサポートしてくれます。
商品のことはもちろん、普段の食事についてわからないことは何でも聞くことができるので、在宅介護の強い味方になってくれますよ。
特に、介護食は自分でつくるのが難しい料理ですよね。食が細くなった高齢の親に、どんな食事の工夫をしたらいいかわからなくなったときは気軽に相談してみましょう。
味はどう?美味しい?
やわらか宅配食を提供しているウェルネスダイニングは、日本にある宅配食の中でも最も美味しい食事をつくる会社のひとつです。
味付けがよく、普段家庭でつくられる食事を思わせるような親しみやすい料理になっています。
食材の産地にもこだわっており、できる限り国産のローカル食材をつかうようにしているそうです。こうした工夫が、柔らかくても食感の残る介護向け宅配食につながっているのでしょう。
特にやわらか宅配食は、塩分や形、食感に制限がされているのに美味しく、満足感のある食事をさせてあげたいと願う人にはぴったりかと思います。
ご両親が遠く離れた場所に住んでいる方は、普段どんなものを食べているのか心配になりますよね。料理をすることが限界になってきた方は、食べることをおろそかにしてしまいがちです。
栄養士によるバランス管理のもと、美味しい味付けのものを食べる習慣をつけていくことで、もう一度食欲を取り戻すことにつながりますし、ストレスなく正しい食生活を送ることができるようになるかとい思います。
飽きない?種類はたくさんある?
メニューは和洋さまざまな料理が用意されているため、飽きてしまうようなことはありません。
むしろ、家庭でつくる介護食は、忙しさゆえ満足に献立に時間がかけられなかったりしますよね。
結果として、おじやや煮付けなど、いつも似たような食事になってしまったり、スーパーなどで同じようなものを買ってきたりすることがあるかと思います。
そして、こうした食事は栄養バランスが偏りやすく、長期的にみれば必要な栄養素が不足したりといったことにもなりかねません。
一方で、ウェルネスダイニングのつくるやわらか宅配食は、美味しい味付けの食事が種類豊富に用意されています。いつも違う食事をとることができるので飽きませんし、制限がかかった中でも食べることを楽しめるでしょう。
高齢の方は、食欲があまりなかったりすることがありますから、量の調整がされ、味もいい宅配食を利用することで余計な気疲れをなくすことができるはずです。
バリエーション豊かな食材をとり、いつまでも健康でいてもらうためのいい選択肢だと思いますよ。
ごはんやパンはある?デザートはある?
やわらか宅配食は、おかずのみでの提供になっています。ご飯も一緒に食べたい場合は、家で炊いておくなど用意する必要があるので注意しましょう。
ちなみに、栄養コントロールされたパックごはんも別売りで用意されているようです。
- 公式サイトへいく
- 画面一番下の「商品ラインナップ」へいく
- 栄養コントロールができる「パックごはんシリーズ」をクリック
腎疾患患者用の低たんぱくごはん、食べやすい発芽玄米ごはんの2種類が販売されていますよ。
冷凍?どうやって食べる?
ウェルネスダイニングのやわらか宅食は、電子レンジで温めるだけで手軽に食べられます。
冷凍状態で届くので、保存は冷凍庫ですることになります。冷凍庫のスペースに気をつけて食数セットを決めましょう。
一食ごとに冷凍されているので、「今夜は肉料理にしよう!」などその日の食欲や気分によって決めることができるのがメリットです。
食べ終わったら容器ごとそのまま燃えるゴミに捨てるだけ。洗い物や後片付けの必要がないのでとても楽ですよ。
ウェルネスダイニングの量は少ない?
やわらか宅配食の平均カロリーはこのようになっています。
- ちょっとやわらかめ宅配食:平均260kcal
- かなりやわらか宅配食:平均216kcal
- ムースやわらか宅配食:平均326kcal
70歳以上の高齢者に必要な摂取カロリーは、男性で1日1850kcal程度、女性で1日1500kcal程度1といわれていますので、一食あたり男性616kcal、女性500kcalということになります。
白ごはんがお茶碗いっぱい150kcalほどですので、宅配食のおかずと合わせると366kcal以上のカロリーをとることができますね。
人によっては少なめに感じられることもあるかもしれないので、場合によっては汁物などを用意して調整する必要があるかもしれませんね。
量などについては、ひとまずお試しセットを注文してみて様子をみるのがいいでしょう。
栄養は?健康面はどう?
やわらか宅配食の特徴は、高齢の方でも食べやすい食事を労力をかけずに用意できるというところにあります。
しかし、栄養面についてはどうなのでしょう?いくら簡単でも栄養バランスが悪ければ長く続けることはできませんよね。
結論からいえば、やわらか宅配食は栄養面の観点からいっても強くおすすめできる食事になっています。
というのも、13名の管理栄養士が会社に常駐しているようで、全てのメニューを監修し、利用者に食事のアドバイスも行なっているからです。
常に質の良い、栄養バランスの良い食事がとれるようにコントロールされているのは心強いですよね。
食材に関しても、ローカルのものを中心に丁寧に選別されているので、安心して食べることができます。
また、塩分については全メニューで1食あたり2.2g以下という基準があります。
カロリーは平均210〜330ほどと少なめではありますが、胃に負担をあまりかけたくない高齢の方にとってはちょうど良い量かもしれませんね。腹八分目を心がけることで、消化しやすく、体に優しい食生活を送れますからね。